主に冬場に発生しますが年間を通して発生します。ノロウイルスは人の腸管内のみで増殖し、乾燥や熱にも強いうえに、感染力が非常に強く、少量のウイルスでも感染・発症するのが特徴です。
ノロウイルスに感染しているものの症状を示さない人を不顕性感染者いいます。 不顕性感染者は毎日の排便とともにノロウイルスも排泄しているので十分な注意が必要です。不顕性感染者を発見するためには、ノロウイルス検便検査が有効です。
大量調理施設衛生管理マニュアルでは、「10月から3月までの間に月に1回以上又は必要に応じてノロウイルスの検便検査に努めること。」とされています。食品関連事業者、保育園や老健施設や学校、旅館やホテルなどの宿泊施設など調理従事者の方々がいる施設には、広くご利用いただいております。
夏に発生する食中毒の原因の多くは細菌であるのに対し、冬にノロウイルスが流行する傾向があるのは低温や乾燥を好むからです。
エンベローブという膜のないウイルスは消毒薬などが効きにくく、ノロウイルスも同様にアルコール消毒に強い耐性があります。
少量のウイルスでも感染・発症することから、ノロウイルスが原因の集団食中毒が発生することもあります。
弊社では、高感度の遺伝子検査法のリアルタイムRT-PCR法を採用しております。
検査に関するご相談や料金に関することなどお気軽にお問い合わせください。
TEL・FAXでお問い合わせをご希望の方は、
TEL 019 - 635 - 6151 / FAX 019 - 635 - 6871
までお問い合わせください。
Copyright © 2021